恐竜 絶滅

恐竜はなぜ絶滅したか?

恐竜をはじめとする大型爬虫類は白亜紀末期に絶滅してしまったとされます。
その滅亡原因については諸説あります。

もっとも、鳥類は絶滅を逃れ進化した恐竜との見方を取れば、恐竜は絶滅してはいないことになりますが、大部分がいったん絶滅したのは間違いがありません。
それに対する仮説は数多くありますが、大きく分けると以下の2つとなります。

短時間で滅んだとする激変説。これは、隕石衝突説・すい星遭遇説・伝染病説などです。
長時間かかったとする漸減説。これは、温度低下説・海退説・火山活動説などです。

そのうち、現在一番確定的とされているのは巨大隕石の衝突です。
1980年代に隕石衝突による恐竜の絶滅を地球規模で広がるK-T境界層へのイリジウム濃集の発見から、ルイス・アルバレスらが隕石衝突による絶滅を提唱しました。
その後、1991年メキシコ・ユカタン半島に、直径180キロの巨大クレーター(チチュルブ・クレーター)が発見され、この隕石の衝突(チチュルブ衝突)が恐竜絶滅の原因とする説はが提唱された。この説では、地球規模の大火災で生態系が破壊され、衝突後に生じた塵埃が大気中に舞い、日光を遮断することで起きた急速な寒冷化が絶滅の原因であると示説されました。しかしながら、これは説明としては不十分とされたいます。

しかし、その後衝突で大気中に浮遊した微小粉塵量の過大評価などが判明しました。また隕石は炭酸カルシウムを大量に含む地域に落下したため、衝突に伴う高温によりこれが分解し、確証はないが大量の二酸化炭素 が大気に放出されたとも考えられました。寒冷化よりもむしろ衝突で大気中に浮遊した粉塵や二酸化炭素、衝突による巨大な森林火災や火災の煤煙が地表への太陽光をさえぎる、などの結果地上や海中の生態系の破壊により、食物連鎖の底辺の光合成を行う生物の様相が大きく変わり、えさとしていた植物の死滅など、隕石衝突の直接の影響を生き抜いた恐竜たちもえさの不足により、草食恐竜たちの餓死による肉食の恐竜の死滅で絶滅したと説明されています。

なお、火山の噴火が約100万年の間に地球に大きな環境変化を起こしておらず、活動の最盛期でさえ大量絶滅が起きていないことから、絶滅の原因ではないとの反論もあります。

当初の衝突による寒冷化が原因では、なぜ同時期に存在した両生類や爬虫類などが絶滅を免れたかという疑問が残りますが、現在でも二酸化炭素による濃度上昇に伴う気温上昇、塵による太陽光の遮断、硫酸エアロゾルによる太陽光遮断と酸性雨などについては確証がなく良く分らないのが現状という意見も強いです。

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